【それってギャングエイジじゃない?】小学3・4年生の「ギャングエイジ」の本格理解 | ほーかごのせんせーの日常

【それってギャングエイジじゃない?】小学3・4年生の「ギャングエイジ」の本格理解

【それってギャングエイジじゃない?】小学3・4年生の「ギャングエイジ」の本格理解 【必見】保育のコツ
この記事は約9分で読めます。

小学3・4年生のお子さんを持つ保護者の皆さん!

「最近、うちの子反抗的になってきた!?」

「うちの子家族との会話が最近減ってきた!?」

なんて感じることはないでしょうか。

 

実は、それ「ギャングエイジ」と呼ばれる一つの反抗期かもしれません。

親や先生に対して反抗的な態度を取ったり嘘をついてしまうことあるかもしれません。

 

え!?まだ3・4年生の段階でもう反抗期なんてどうしよう・・・。

と思われる方も多いと思いますが、

この「ギャングエイジ」は

子どもの発達段階の経過の中で成長につながる大切な時期です。

 

 

今回は、そんな「ギャングエイジ」について考えていきたいと思います!

子どもを理解する上でも必ず必要な知識なのでしっかりとチェックしておきましょう!

 

ギャングエイジ

「ギャングエイジ」って何?

何かを訴える子ども

「ギャングエイジ」とは、主に小学校3・4年生(中学年)の

時期の重要な一つの発達段階として捉えられています。

 

ものすごく簡単に説明すると一つの「反抗期」です。

 

「小1プロブレム」や「小1の壁」などはよく耳にするので

理解されているおとうさん、おかあさんも多いと思いますが

実は、「中学年」にも「小4の壁」や「9歳の壁」というものが存在します。

 

「子ども」から「大人」への発達段階のちょうど真ん中の

小学校中学年の時期に悩み、もがき、苦しむというのが大きな問題です。

 

文部科学省では、

子どもの発達段階ごとの特徴と重視すべき課題」の中で以下のように説明しています。

○9歳以降の小学校高学年の時期には、幼児期を離れ、物事をある程度対象化して認識することができるようになる。対象との間に距離をおいた分析ができるようになり、知的な活動においてもより分化した追求が可能となる。

自分のことも客観的にとらえられるようになるが、一方、発達の個人差も顕著になる(いわゆる「9歳の壁」) 。身体も大きく成長し、自己肯定感を持ちはじめる時期であるが、反面、発達の個人差も大きく見られることから、自己に対する肯定的な意識を持てず、劣等感を持ちやすくなる時期でもある。また、集団の規則を理解して、集団活動に主体的に関与したり、遊びなどでは自分たちで決まりを作り、ルールを守るようになる一方、ギャングエイジとも言われるこの時期は、閉鎖的な子どもの仲間集団が発生し、付和雷同的な行動が見られる。

○現在の我が国における小学校高学年の時期における子育ての課題としては、インターネット等を通じた擬似的・間接的な体験が増加する反面、人やもの、自然に直接触れるという体験活動の機会の減少があげられる。

○これらを踏まえて、小学校高学年の時期に おける子どもの発達において、重視すべき課題としては、以下があげられる。

  • 抽象的な思考への適応や他者の視点に対する理解
  •  自己肯定感の育成
  • 自他の尊重の意識や他者への思いやりなどの涵養
  • 集団における役割の自覚や主体的な責任意識の育成
  • 体験活動の実施など実社会 への興味・関心を持つきっかけづくり

引用元:【文部科学省】子どもの発達段階ごとの特徴と重視すべき課題

 

しかし、この「ギャングエイジ」は必ずや「悪」というわけではありません。

 

この「ギャングエイジ」を通して様々ま考えや経験をして

自分の考えを確立したり、あるべき姿について考えたりして成長します。

 

大人になる上で大切な自立をしていく準備期間であり暖かく見守ることが大切です。

 

「ギャングエイジ」の5つの特徴

ふてくされた子ども

小学校中学年になるとこれまでの低学年の頃に比べ

行動範囲が倍以上に広がり見えてくる世界も変わります。

 

「最近、うちの子反抗的になってきた!?」

「うちの子家族との会話が最近減ってきた!?」

などのことをおとうさん、おかあさんが感じ始めたら

それは、「ギャングエイジ」の始まりかもしれません。

 

ここでは、そんな「ギャングエイジ」に

見られる5つの特徴について説明していきます。

 

大人に対して「反抗・反発的」な態度をとる

反抗的な態度をとる子ども

低学年の時には、しっかりと親や先生の言うことを聞いていたのに

注意をした時に反抗的な態度や口答えをするようになります。

 

「そんな言葉どこで覚えたの?」というような言葉も

口にするようになり何かにしては反発したりするのも特徴です。

 

反発や反抗はその物事に対して疑問を抱くことで

起きるわけでこれは自分の考えをしっかりと持つように

なってきたという「一つの成長の証」でもあります。

 

誰しもが通る道です。

決して「悪い子」になってしまったわけではないので理解をしてあげましょう。

大人に対して隠し事をしたり嘘をつくようになる

怒る男の子2人

小学校3・4年生になると急に子どもたちだけの秘密とを持ちたがります。

今までは、正直に話てくれていたことも段々と打ち明けてくれなくなっていきます。

 

これは、「ギャングエイジ」の代表的な

特徴の一つで大人の言うことを聞くのはカッコ悪いと思っている場合がほとんどです。

 

決して、子どもに嫌われたなどそういったことでは

ないので焦らず言いたくないことを強引に聞き出したりはせずに

あくまで引きの姿勢を貫くことが大切です。

大人が見ていないところで子どもだけの活動をしたがる

ハンモックで語り合う女の子2人

「ギャングエイジ」に差し掛かると

今までのようにおとうさんやおかあさんとお出かけを

するよりも友達を優先するようになっていきます。

 

また、少し厄介なのが、

「大人の目の届かないところで遊ぼう」とします。

 

「大人の見ていないところで遊ぶ」

というと何か悪いことをするのではないかと不安になりますが

これは、大人の目から解き放たれて自由に遊びを展開したいという

場合が多く決して悪いことをしようとしているわけではないことが多いです。

 

危険なことはもちろん察知して止めるべきですが

そうでない時には見守る姿勢でいるようにしてあげて下さい。

いじめ・いたずら・悪さが本格化し始める

いたずらをする女の子

まだまだ可愛い小学生ではありますが

小学校3・4年生になるといじめやいたずらが本格化し始めます。

 

まだまだ、感覚が幼いながらも

仲間の中でリーダーという存在が登場し始めます。

 

例えば・・・

「○○君の言うことを聞かないと一緒に遊んであげない」

「周りと違うから仲間外れにする」

などこういったことが頻繁に増えていきます。

 

5・6年生にもなると物事の良し悪しの判断が

少しずつつくようになって行きますが

3・4年のうちは判断がつかない子も多いので

エスカレートする前に周りの大人がしっかりと止めるようにしましょう。

仲間とグループで行動をするようになる

集団で遊ぶ男の子

子どもたちの仲間意識も強くなっていきます。

しかし、このグループは、仲間を認め合うことで出来上がっていきますが

その反面として「拒絶」されることもしばしば。

 

何か、友達同士でトラブルが起きても大きな問題には

繋がらない4年生のこの時期にケンカしては仲直りしての

繰り返しの中で自分の居場所」を見つけていきます。

 

また、仲間をつくる楽しさも同時に学んでいくので、

大人があれこれ言うのではなくあくまで見守る姿勢を忘れずに

子どもから相談を受けたらしっかり

話しをきいてあげるなど受け身のスタンスを取ることが大切です。

 

「ギャングエイジ」の対応

笑顔の男の子2人

小学生になって始めての「反抗期」でもある

「ギャングエイジ」はおとうさん、おかあさん

そして放課後の先生たちも戸惑い、不安になることも多いことかと思います。

 

対応の中で意識して心がけたいことをまとめました。

 

「ギャングエイジ」の子どもの対応

・子どもの考えや意見にしっかりと寄り添う
特に「ギャングエイジ」の時期には自我が芽生え、大人に物申すようになります。
  それがあまりよくない意見であったとしてもまずは必ず「聴く耳」を持つように
  してからアドバイスや行動について促すようにしましょう。

・「考えの否定」や「行動の抑制」はしない
子どもの考えについて「頭ごなしに否定」すること絶対にやめましょう。
  子どもがより何も話さなくなり心を通わせようとしなくなってしまいます。
  「行動の抑制」に関してもそうです。あまりに縛りつけ過ぎてしまうと
  周りの子との連携も取りづらくなってしまいます。寛容な心でいることが大切です。

・子どもに対して「つかず離れず」の姿勢を大切に
ついついやってしまいがちなのが何事にも口を出してしまうことです。
  もちろん心配からくることは十分理解できますが、まだまだ、小学3・4年生の
  子どもにとってそれはよく言う「うざい」ことになってしまいます。
  大切なのは、「手は話しても、心と目は決して離さないこと」です。

・接する大人がムキにならない
少々生意気になってくるこの時期ですが、冷静な対応を心がけましょう。
  子どもをサポートしていかなくてはならない大人がムキになってしまっては
  正しい方向に導くことが難しくなってしまいます。
  多少、口けんかになることもあるかもしれませんが、「信じているから」という
  気持ちを大人の姿勢で伝えていくことが大切です。

・習い事を始めて新しいコミュニティーへの参加を
最後は、これまでと少し毛色は変わりますが子どものコミュニティーを増やして
  あげて下さい。「ギャングエイジ」の時代に生きていく子どもの社会が一つしかないと
  そこで何らかの失敗で居場所がなくなった時に自分に自信を失くしてしまうことがあります。
  そんな時にも、居場所が他にもあることでその子は救われます。
  大人にできることは、その子に対してたくさんの環境を与えてあげることです。

 

「ギャングエイジ」は成長過程で欠かせないもの

本を頭にのせてリレーする姿

関わる大人ににとっては少々戸惑う

「ギャングエイジ」ですが子どもの成長や自立においては欠かせないものです。

 

「大人に秘密を持ったり」「友達とのグループでの集団活動」が

特徴の「ギャングエイジ」はお家だけでは決して得ることのできない

経験や体験をすることができます。

 

今後の社会を生き抜いていく練習をしている真っ只中です。

 

「ギャングエイジ」の兆候が見られても

決して「悪い子ども」になってしまったわけではないので

周りの大人がしっかりと理解を示す様にしてあげて下さい。

 

まとめ

集団で遊ぶ子どもたち

今回は、「ギャングエイジ」の本格理解についてまとめていきました。

 

今までは、あんなに言うことを聞いてきたのに・・・

と焦り、不安に思う保護者の方も多いと思います。

 

とても対応に困る「ギャングエイジ」ですが子どもだったら必ず通る道です。

 

しっかりと「ギャングエイジ」ということに

目を向け理解を深め毅然とした態度で構えておくことが大切です。

 

困った時には、ほーかごのせんせーや学校の先生など

必ずや力になってくれる人あなたの周りにはいます。

 

重要なことは、「子どもを信じて、周りに頼る」ことです。

このことを理解してこれからの子育ても楽しんでいきましょう!!!

 

コメント

タイトルとURLをコピーしました