子どもの安全と安心を常に守り続ける放課後の先生。
先生達は子どもたちみんなのことをいつも考えています。
今回は、そんな放課後の先生はどんなひとなのか紹介をしていきたいと思います。
ほーかごのせんせい
時には、警察。
時には、先生。
時には、友達。
放課後の先生はカメレオンです。
常に子どもたちが過ごしやすい安全な環境づくりを追求しています。
①放課後の先生の仕事
放課後の先生の1番の仕事は、おとうさんおかあさんがお仕事等で
お家にいない放課後に子どもたちが安心して過ごせる場を提供することです。
他にも放課後の先生はこんなお仕事をしています。
・遊びの見守りや展開を図る
・宿題の声かけやサポート
・おやつの提供
・基本的な生活習慣取得の援助
・連絡ノートや連絡カードの記入
・保護者の方との情報共有
・施設の環境整備
②ほーかごのせんせーの役割
放課後の先生の中には
『放課後児童支援員』という先生とそれを支える『補助員』という先生の2種類が存在します。
2種類の先生達のそれぞれの役割について見ていきましょう。
放課後児童支援員
簡単に説明をすると放課後の先生の中でも
資格をしっかりと持っている人で『保育のプロ』と言ってもよいでしょう。
この、『放課後児童支援員』と呼ばれる先生たちが
中心となって施設運営を行っていき子どもたちが過ごしやすい環境を構築しています。
放課後児童支援員については次のセッションで詳しく説明していきます。
引用元:厚生労働省「放課後支援員の役割及び職務と補助員の関係」
補助員
『補助員』は、放課後児童支援員のサポートをする立場の先生です。
放課後児童支援員だけでは、手が回らないところを
『補助員』の先生たちが補助として機能をしてくれています。
引用元:厚生労働省「放課後支援員の役割及び職務と補助員の関係」
放課後の先生の種類は2種類ありそれぞれがそれぞれの
役割を果たしていくことで毎日の子どもたちの安全と安心を守っています。
③放課後児童支援員
放課後児童支援員は、2015年に
子ども・子育て支援新制度が施行されたことに伴い創設された資格です。
年々需要が増加をしている放課後児童クラブの保育の質も
放課後児童支援員の資格が導入されたことで保たれています。
このセッションでは放課後児童支援員について詳しく解説をしていきます。
放課後児童支援員になるための条件
放課後児童支援員の資格を取得するには
定められている条件をクリアしていることが必須となります。
条件は以下の通りです。いずれか1つの条件に該当する必要があります。
◆社会福祉士の資格を有する者
◆高校卒業後、2年以上児童福祉事業に従事した者
◆幼稚園、小学校、中学校、高等学校又は中等教育学校の教諭となる資格を有する者
◆大学で、社会福祉学、心理学、教育学、社会学、芸術学若しくは体育学を先週する学科又はこれらに相当する課程を修めて卒業した者
◆大学で、社会福祉学、心理学、教育学、社会学、芸術学若しくは体育学を専修する学科又はこれらに相当する 課程において優秀な成績で単位を修得したことにより、大学院への入学が認められた者
◆大学院において、社会福祉学、心理学、教育学、社会学、芸術学若しくは体育学を専攻する研究科又はこれらに相当 する課程を修めて卒業した者
◆外国の大学において、社会福祉学、心理学、教育学、社会学、芸術学若しくは体育学を専修する学科又はこれらに相当する課程を修めて卒業した者
◆高校卒業者等であり、かつ、二年以上放課後児童健全育成事業に類似する事業に従事した者であって、市町村長が適当と認めた者
このような条件をクリアした人たちが
「放課後児童支援員都道府県認定資格研修」を通して学習を行い
放課後児童支援員資格の取得するという流れになっています。
放課後児童支援員都道府県認定資格研修の概要
『放課後児童支援員都道府県認定資格研修』は
放課後児童支援員としての役割、育成支援の共通理解を図り
子どもの安全を守る上で大切な知識と技能の習得や心得を学ぶことが目的とされています。
6分野、16科目、24時間で構成されたカリキュラムのもと研修が進められていきます。
「放課後児童クラブの設備運営基準」および「運営指針」に基づき育成支援の学びを深め
放課後児童支援員としての知識や技能を習得していきます。
ほーかごのせんせーはみんなの味方です
今回、ほーかごのせんせーについて紹介をしていきました。
ひとつだけ皆さんに覚えておいてもらいたいことがあります。
それは、ほーかごのせんせー達は
子どもはもちろん保護者の皆様みんなの味方だということです。
困っていることや悩みがあったら何でも相談してください。
微力かもしれませんが全力でサポートをさせて頂きます!!!
大切なのは、1人で抱え込まないこと。
共に、子どもの健やかな成長について日々考え
より良い環境のもとで育てていけるよう連携をとっていきましょう。
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